2016年10月マレーシア寄付事業のご報告
2016年 10月 04日
全国のご寄附にご協力いただいている皆様こんにちは。いつもご支援いただきありがとうございます。
この度マレーシアデーの3連休に寄付事業をマレーシア数か所で行ってまいりましたのでご報告いたします。
今回は皆様からご寄附いただいた文房具を中心にそれぞれの孤児院系学校等の子供たちに配布をさせていただきました。
クアラルンプールに10か所以上ある民間孤児院のスクール
クダ州にある国王系列の孤児院のスクール
クダ州の孤児院から老人ホームまである貧困者のための巨大民間収容施設
ペナン州の民間孤児院・貧困者保護施設
今回は東南アジア2つ目の国、マレーシアです。首都や市街地はビルや棟が建ち並び発展めざましい国に感じる一方、貧富格差もかなりのレベルで存在してしまっているようです。
街を歩いて感じた事は個人的な印象ですが宗教上の観点なのか先進国に比べると女性や子供への社会的ケアが物足りないような気がしました。
初回は孤児院やその学校に寄付を行ってまいりました。現地の方々にお話を伺うと子供の臓器売買目的の誘拐が頻発しているそうで国境近くの街では子供が外で遊べない状況だそうです。特に身寄りの無い子供が狙われているようでそれを国王の機関や地元NGOが必死に守っています。更には厳格な宗教観念が根付いており結婚前の妊娠は許されず産まれた子供は人知れず捨てられる状況にあるそうで孤児院では保護される子供が絶えません。このように子供達の生きていく環境がとても厳しい状況ではありますが、明るく勉強好きな子達が多いという印象をもちました。まだ他に寄付を希望している施設が多数ありますので今後継続的に寄付活動を行っていきたいと考えております。皆さまのご理解ご協力よろしくお願いいたします。